令和7年12月10日(水)、本学院に福岡県歯科衛生士会の役員の方をお招きし、3年生を対象に「歯科衛生士会入会案内」が行われました。本案内は、来年3月に国家試験を控える学生たちにとって、歯科衛生士としての第一歩を見据える大切な機会となりました。当日は、歯科衛生士会の概要や活動内容、入会の意義について丁寧にご説明いただき、さらに卒業後のサポート体制についても具体的にご紹介いただきました。歯科衛生士会は、専門職としての資質向上や継続的な学びの場を提供するとともに、地域の口腔保健活動や災害時の支援活動など、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。学生たちは、説明を通じて歯科衛生士としての責任と可能性を改めて実感し、真剣な表情で耳を傾けていました。

国家試験合格後の入会となりますが、今回の案内を通じて、卒業後も学び続け、地域に貢献する専門職としての姿勢を育む大切さを感じる時間となりました。
令和7年12月5日(金)、2年生が年明けから始まる臨床実習に向けて、実習病院へ事前の電話連絡を行いました。初めての電話アポイントに、学生たちは緊張した面持ちで受話器を手に取りながらも、事前に練習した言葉を丁寧に伝え、誠実な姿勢で対応していました。


電話の向こうにいる医療現場の方々と直接やりとりをすることで、実習への意識が一層高まり、社会人としての第一歩を実感する貴重な機会となりました。

ご協力いただいた実習先の皆様に、心より感謝申し上げます。
令和7年12月4日(木)本学院の系列校である美萩野女子高等学校にて、「心と体の健康教室」が開催されました。当日は、「心と体の健康」をテーマに3つの分野から講話が行われ、そのうちの一つである「歯科の健康に関する分野」の講話を、福岡歯科医師会会員である山本順一先生が担当されました。先生は、文部科学省が推進する「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」の一環として、本学院が参画している「Withコロナ/人生100年新時代における歯科衛生士養成専門学校と高等学校の有機的連携プログラムの開発・実証事業」の責任者であり、歯周病の原因となる口腔内細菌と全身疾患との関連性、そして健康長寿の実現における口腔ケアの重要性について、高校生にもわかりやすく丁寧にお話しをされていました。講演の中で、歯科衛生士が歯周病や口腔疾患の予防・治療を通じて全身の健康を支えていることに触れながら、そうした専門職にぜひ関心を持ってほしいというメッセージも伝えられました。

歯科衛生士は、全身の健康を支えるエッセンシャルワーカーとして、今後ますます重要な役割を担っていきます。本学院でも、今後も地域の高等学校や関係機関と連携しながら、歯科衛生士という職業の魅力と社会的意義を広く発信し、次代を担う人材の育成に力を注いでまいります。

下記HPにプログラムの内容が掲載されていますので、ご覧になってください。↓
12月11日(木)、12日(金)に西日本総合展示場で開催される「北九州ゆめみらいワーク2025」に美萩野保健衛生学院が出展します!このイベントは、北九州地域で学び育った中高生が早い段階から仕事や進学について考え、地元就職につながることを目的として開催されています。
多くの地元企業や、大学、専門学校が参加します。本学院のブースは、「歯科衛生士のお仕事紹介」後に、「オリジナル歯ブラシを作ろう!」という内容で、歯科で使用する実際の器具を使って、歯ブラシにデコレーションして頂きます。
もちろん、お土産として歯ブラシは持って帰れます。少しでも歯科衛生士に興味のある方は、ぜひブースにお立ち寄りください!
日 時:2025年12月11日(木)、12日(金) 9:30~16:00
会 場:西日本総合展示場 新館(北九州メッセ)
来場対象者:高校生、中学生、教職員等
特設ウェブサイトはこちら↓
過去の開催風景

令和7年11月17日(金)より、3年生を対象とした「国家試験対策講座」がスタートしました。講座では、過去問題の分析や出題傾向の解説、重要ポイントの整理など、国家試験に向けた実践的な学びを積み重ねています。学院では、講座や模擬試験だけでなく、個別相談やグループ学習の支援も行い、学生一人ひとりの状況に応じたサポートを大切にしています。

3年生たちは、仲間と励まし合いながら、歯科衛生士としての未来に向けて一歩ずつ前進しています。国家試験は令和8年3月。 全員合格を目指して、学院全体で応援しています。 がんばれ、3年生!「“できる”と信じる心が力になる!」