九州歯科大学附属病院での実習が無事に終了いたしました。学生たちは緊張の中にも真剣なまなざしで取り組み、日々の学びを現場で確かめる貴重な時間となりました。2年生は今後、地域の障がい者施設での実習を経て、年明けにはいよいよ、一般歯科医院での臨床実習が始まります。患者さんと直接向き合う場面が増える中で、より実践的な視点と柔軟な対応力が求められるため、臨床実習までの間に学院内で様々な実習を行っていきます。

写真は「歯科予防処置実習Ⅱ」の様子です。「歯科予防処置実習Ⅱ」では、グループ別に交互に患者さんの役を交代しながら歯石取りの練習に臨んでいます。

また、「歯科診療補助実習」では、顎模型を使用して、仮り歯を作る練習に臨んでいます。現場で専門職としての自覚と責任感が一層育まれていくためにも、臨床実習に出る前に、基本的な技術を習得して現場実習を迎えてほしいと思います。