前回の「歯科診療補助実習」の続きで、顎模型を使用して「仮り歯」の製作の仕上げを行いました。学生たちは、歯科医療の現場で必要とされる基本技術を一つひとつ丁寧に確認しながら、真剣な表情で作業に取り組んでいました。

様々な工程に戸惑いながらも、完成した「仮り歯」を手にした瞬間には、達成感とともに専門職としての自覚が芽生え始めている様子が見られました。

こうした実習を通して、技術だけでなく、責任感や判断力といった職業人としての姿勢も育まれていきます。臨床実習に向けて、確かな技術と心構えを備えた歯科衛生士を目指し、学生たちは日々成長を重ねています。