第20回「いいな、いい歯」フェア(主催:小倉歯科医師会、小倉北区すこやかライフ推進協議会)が開催されます。本学院も「お口に関する体験・イベント」コーナーでブースを設置して参加します。
開催日時:令和7年11月9日(日) 10:00~13:00(最終受付 12:30)
内 容:「お口に関する体験・イベント」 として、歯ブラシデコ とブラッシング体験
場 所:北九州市男女共同参画センター(1階ムーブ交流センター)
他にも公立大学法人九州歯科大学、福岡県歯科衛生士会、北九州歯科技工士会、言語聴覚士会、栄養士会等の学校や団体も参加いたしますので、ぜひご家族やご友人と一緒にお越しください。
本学院のブースでは、歯科衛生士を目指す学生たちが「歯ブラシデコ」と「ブラッシング体験」をご用意しています。歯科医院で使うような器具や材料で、自分だけのオリジナル歯ブラシを作ったり、正しい歯みがきのコツを楽しく学んだりと、お子さまから大人の方まで楽しめる内容です。
地域の皆さまとふれあいながら、お口の健康について楽しく学べる機会です。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!
令和7年10月22日(火)から29日(火)までの6日間、1年生を対象に九州歯科大学附属病院での見学実習が始まりました。初日は、実習に臨む心構えや注意事項を確認するオリエンテーションからスタート。

その後、学生たちは6つの診療科に分かれ、ローテーション形式での見学実習に入りました。この実習では、口腔保健を担う専門職として臨床科目の理解を深め、必要な知識を身につけること、そして医療従事者として自ら向上する態度を養うことを目的としています。臨床の現場に触れることで、学生たちは日々の学びの意味を実感し、歯科衛生士としての第一歩を踏み出しています。静かな緊張感の中にも、真剣なまなざしが印象的な初日となりました。
令和7年10月17日(金)、九州歯科大学附属病院 歯科衛生士室長の先生をお迎えし、1年生を対象に病院実習事前講話が行われました。講話では、病院実習に臨むにあたっての心構えや、歯科衛生士としての専門性・責任感について、実際の臨床現場での経験を交えながら丁寧にご説明いただきました。
学生たちは、初めて臨む病院での見学実習に向けて、医療従事者としての自覚を高めるとともに、臨床科目への理解を深める意欲が育まれたようです。実習本番に向けて、学生たちの姿勢にも一層の引き締まりが感じられました。
先日、高齢者施設臨地実習をさせていただいた「特別養護老人ホームひまわり」において、10月12日(日)の「ひまわり記念日」に2年生14名が、ボランティアとして参加しました。今回の「ひまわり記念日」では、焼きそば販売や射的・魚釣りなどの縁日、チンドン屋の演出補助など、さまざまな催しのお手伝いを通じて、利用者様や地域の方々とふれあいました。



普段の実習では見られない学生の表情や積極的な姿が印象的で、楽しみながらも多くの学びを得る機会となりました。また、九州歯科大学・吉野先生による「食と脳」に関する特別講演も聴講させていただき、学びの幅を広げる一日となりました。実習からイベントまで、温かく迎えてくださった「ひまわり」の皆様には心より感謝申し上げます。


令和7年9月30日(火)、10月7日(火)の2回「特別養護老人ホームひまわり」へ、歯科衛生士実践力養成のため、高齢者施設臨地実習に行きました。
2年生が8つのユニットに分かれて、施設で取り組まれている健康体操や食事、口腔ケアの様子を見学させていただきました。
スタッフの皆さまが、利用者様一人一人にあわせた口腔ケアの手順と方法を丁寧に説明して下さり、学ぶことが出来ました。

学生たちは、普段高齢者の方とお話しする機会があまりないので、利用者様とのコミュニケーションに苦労しながらもいろいろな発見があったようです。

2回目の実習では、お食事の前に班ごとに考えた口腔体操に利用者様と楽しく取り組む機会を頂きました。
口腔体操というのは、例えば「パ・タ・カ・ラ」という発音を唇と舌をしっかり使って、大きな声で言うことで口腔機能の低下を防ぐ方法です。

実際に見学させていただき、体験できたことで机上で学んだことをしっかり確認することができて、大変充実した実習となりました。高齢化が進む中、口腔ケアの重要性を再認識できた2日間となりました。
令和7年10月14日(火)から21日(火)までの6日間、2年生を対象とした九州歯科大学附属病院での臨床実習が始まりました。
初日は、実習に臨む心構えや注意事項を確認するオリエンテーションからスタート。その後、学生たちは6つの診療科に分かれ、ローテーション形式での実習に入りました。
この実習では、各科の専門的な診療体系を理解し、歯科医療チームの一員としての歯科衛生士の役割を認識することを目的としています。また、患者様や医療スタッフとの関わりを通して、医療従事者としての自覚を深める貴重な機会でもあります。学生たちは真剣なまなざしで見学や介助に取り組み、日々の学びを臨床の現場で実感しています。今後の成長が楽しみです。
令和7年10月3日(金)、避難訓練を実施しました。
雨天のため実際の避難行動は行えませんでしたが、株式会社Dryの方にお越しいただき、消火器の使い方の体験、実際に消防署への通報訓練、防災講話を行っていただきました。また、専任教員からは火災避難の動画視聴、防災クイズを行い、「災害への備え」について考える貴重な時間となりました。

真剣な表情で取り組む学生たちの姿から、「命を守る力」を育む意識の高まりが感じられました。今後も学院では、学生一人ひとりが安心して学び、成長できる環境づくりを進めていきます。
令和7年10月2日(木)、美萩野保健衛生学院の伝統行事である第36回除石競技大会、第35回綿栓競技大会が行われました。除石競技大会では、歯石に見立てたマニキュアをスピード・的確・丁寧に除去する技術を競い、綿栓競技大会では、指定された大きさ・太さの綿球・綿栓を正確に作成する力を競います。どちらも歯科衛生士にとって基本となる重要な技術であり、学生たちの真剣な姿が印象的でした。


今年は1年生にとって初めての競技大会。夏休みには自主的に登校し、練習に励む姿も見られました。当日は緊張しながらも、3年生が優しく手技を教え、2年生とともに応援し合う姿が見られ、学年を超えた温かな交流が広がりました。団体戦では、先輩・後輩が協力し合い、まるで臨床現場のような連携が生まれました。

学生からは「全学年での競技大会は楽しかった」「先輩の手技がとても上手で憧れた」「来年は入賞したい」といった声が多く寄せられ、技術だけでなく、仲間との絆や目標への意欲が育まれた一日となりました。「3年生の技術力はさすがの一言でしたが、例年に比べて1・2年生の技術も向上していて、全体として非常にレベルの高い大会でした」との総評もあり、学生一人ひとりの努力が、確かな成長につながっていることを感じせる競技会となりました。

今後3年生は、臨床実習も残り約1ヶ月半となり、2年生は、九州歯科大学付属病院での実習や各施設での実習が始まります。現場に近い視点が求められる中での一つひとつの経験が確実に自分を成長させてくれます。そして1年生も九州歯科大学附属病院の見学実習やより専門的な科目の学習が増え、歯科衛生士としての第一歩を踏み出す時期です。そのような意味でも、今日の競技会は、学生の「今」と「これから」が交差する素晴らしい場となりました。

令和7年9月25(木)と26日(金)、2年生が高齢者施設実習前に「北九州福祉用具プラザ」を訪問し、介護・福祉用具の展⽰場を巡って、⽤具・介護テクノロジーの種類や特徴、使い⽅など実物に触れながら学びました。また、模擬的に加齢による体の変化を体験し、⾼齢者への接し⽅等を学ぶ体験もできました。


介護・福祉について基礎的な知識を学ぶとともに、「介護とは何か」「支援とはどうあるべきか」を自らの身体で感じとることができました。利用者の視点に立つことの大切さを実感し、介護の現場における安全性や尊厳への配慮を学ぶ貴重な機会となりました。



令和7年9月13日(土)
秋の澄んだ空が広がるこの日、第53回「戴帽式」が行われました。

戴帽式とは、白衣とナースキャップを身にまとい、専門職としての自覚と責任を胸に刻む、大切な節目の式典です。
式の中では、キャンドルの小さな灯がひとつ、またひとつとともされ、そのやわらかな光に包まれながら、学生たちは凛とした姿で、それぞれの胸の内にある想いとともに「誓いの詞」を丁寧に語りました。

その姿は式の中でもひときは心に残る場面であり、
会場全体が温かな感動に包まれました。
その誓いの灯が、これから歩む実習の日々や、
出会うすべての人との関わりの中で、
53期生の心の支えとなっていくことを願っています。